試乗デー。
2009.5.16/104,700km
 ディーラーからNewデルタ試乗会のDMを頂いたので、オイル交換がてら行ってみることにしました。
 と、その前に、途中にあるアバルト名古屋へまだ行ってなかったので立ち寄ってみることに。フィアット&アルファロメオの正規ディーラーに併設されたブースには、サソリの付いた500とグランデプントがディスプレイされてました。まずは500の方、すぐ隣に置いてあるノーマルとはまるで別物です。ちとボテっとした感はありますが、凄みは充分。内装もそれっぽく演出されててイイ感じに仕上がってますが、右ハンドルしか設定がないのにはちょっと幻滅。
コワカワイイ顔
グラプンの方も、黒いホイールアーチやサイドステップのおかげで引き締まった感がなかなか良いです。左のみの設定、6速ミッション、自分としてはこちらの方が好印象でした。カタログを頂くと「試乗しますか?」。もちろん、しました。
新生アバルト1号
 持て余すようなパワーを予想してましたが、そこまでではなくてかえって丁度良いと感じました。この程度ならお調子者にも安心です(^ ^;) 脚は堅すぎず丁度良く締まってるとドライバーは感じましたが、ヨメハン曰く後席では堅すぎだそうです。例のスポーツブーストボタンはギミックとしてとても面白いと思いました。「ここぞと言う時に押す」という儀式がこれまたヤル気にさせます。現在安心して入手可能な左のマニュアルということもあって、通勤スペシャル候補に成り得る1台と判断。・・・買わ(え)ないケドね。
最初のエンストはご愛嬌(^ ^;)
 Yのオイル交換作業を挟んで、お次はデルタです。試乗車は1.6のディーゼルターボ、D.F.N.仕様でした。前回と違って今回は青系、こちらの方が若々しい印象かな。マニュアルシフトを期待してたんですが、ちょっと残念。
これもイイ色
早速、試乗開始。D.F.N.オートモード特有のシフトアップ時のつんのめる感じは以前より減ってるようです。シフトアップの際は、Ypsilon等とは違いレバーを手前に引きます。この方が加速Gに合わせて操作できるので絶対イイと思うんですが。いわゆる新世代ディーゼルに乗るのはこれが初めてでしたが、街乗りでは言われなければ分からないくらいかと。ホントかなり静かですし。その静粛性も相まって、乗り心地はまぁ上質なこと(比べる対象がプァ過ぎですが)。今度は後席の評価も当然○。ぐっすりイケそうだそうな。そして、一番の好印象は大柄なクルマなのをあまり意識しなかったこと。長〜いホイールベース、1.4t超の車重がヨッコラショ感を・・・と思いきや、交差点での回頭もハイヨっとこなせます。是非、山でも試乗してみたいところです。
試乗本日2度目
 某番組のインプレッションでも言ってた様な気がしますが、何にも似てない独自の方向性を持ったクルマなようです。そんなクルマに似合うようになるのはいつの日か、はたまたそんな日は来るのか来ないのか・・・