Ypsilonに触れる。
2004.4.11/28,500km
 遅ればせながら、渡辺自動車さんに展示のYpsilonを見に行ってきました。置いてあったのはボディカラーがブラック、内装が合皮じゃないモデルでした。雑誌等ではアイボリーばかり使われてますが、ことYpsilonに関して言えば、明るい膨張色よりもブラックのようなダーク系の色の方が塊感が出て似合ってるような気もします(ボッテリ感が目立たなくなるというか)。外観の印象としては、まずは大きいなぁですね。ドアなんかも重厚感があって全体的なクォリティはYより確実に良くなってます。
ブラックメタでした
特に内装はかなりいいですね。メーター周りの造形はレトロっぽくて気に入りました。シフトノブの位置は一見するとヘンテコですが、実際いじってみるとやり易いようです。ストロークも適度にあって好きな部類ですね。
目からウロコの室内
はじめて実物を目の前にして、私の中でのYpsilonのお株は上がったような気がします。やっぱり百聞は一見にしかずですね。ただし、私がこんなクルマに釣り合うようになるのはいつの日だろうか、なんて思ったり・・・
 そしてそして、デリバリーが開始されて間もないC2の試乗車があったので、ついでに運転させてもらいました。ほとんどのクルマが肥大化していく中にあって、このコンパクトさは貴重、最近のちょっと気になるモデルでもあります。こちらもボディカラーはブラックでしたが、Ypsilonとは全く印象が違います。大径ホイールが際立つチョロQ的なフォルムは、ターゲットとなる年齢層の違いを感じさせます。これはこれで好感持てますけどね。
なかなか好印象です
 で、早速試乗です。最も気になるセンソドライブの出来ですが、発進時はやっぱりモッサリ感がありますね。いかにもクラッチミートに気を遣ってますといった感じ。でも、動き出してしまえばあとはゲーム感覚、トゥインゴちゃんのイージーシステムとは雲泥の差です! 唯一の問題点は操作に慣れてないドライバーに有り、ってとこでしょうか。慣れ次第ではかなり面白くなりそうです(試乗ではパドルシフトする余裕すらなかったし)。あと、パワーに関しては排気量1.6で充分以上あるし、交差点をちょっと曲がっただけでもハンドリングのクイック感は感じられました。全体的に好印象です。それでいてあのお値段って、実はかなりお買い得なんではないでしょうか。遅れて入ってくる1.4も良さげですね。